所在地:兵庫県芦屋市
築城年:1511年(永正8年)
築城主:瓦林正頼
主な城主:瓦林正頼
廃城年:1570年(元亀元年)
城郭構造:山城、平城
訪城日:2014年3月21日
鷹尾城(たかおじょう)は兵庫県芦屋市にある城。山城部分を「鷹尾城山城」平城部分を「芦屋城」と区別していうこともある。阿波の細川澄元の畿内進出の防衛最前線基地として、細川高国が「鷹尾山の天険を利用して、早急に山城を築け」と瓦林正頼に命じたと言われている。
鷹尾城は築城後よりすぐに芦屋河原の合戦の中心となり、赤松義村軍の猛攻にあい瓦林正頼らは鷹尾城からおちのびたが、船岡山合戦より赤松義村軍が兵をひいたのを見計らい、瓦林正頼は鷹尾城を改修すると共に越水城を築城しこれを本城とし、鷹尾城は家臣の鈴木与次郎に守らせ越水城の支城とした。その後記録が残っていないので、越水城が廃城となった同時期に鷹尾城も廃城になったと思われる。

説明板

ここから登城します。

堀切

土橋かな?

曲輪(テレビの中継局が建っています。)

中継局がある所からの眺望

ここから先へは行ってません。
鷹尾山城と芦屋城について鷹尾城とは鷹尾山城と芦屋城の平城から成り立っていたのではないかと思われている。
山城の基本は、山頂部に食料、武具を保管する建物を作り山全体を要塞化し防御に優れている反面、居住には不便である。鷹尾山城もそれにならったものであったと思われるが、山腹部に芦屋城を作り居城としていた。
鷹尾山城へのアクセス